准看護師の慢性期病院(療養)転職case45
愛知県出身で高校卒業後、看護助手として慢性期病院の療養病棟で働きはじめ、准看護師免許を取得してからも慢性期病院で働いていました。
給料アップを希望して慢性期病院から慢性期病院に転職した准看護師です。
30代、准看護師、高給料の慢性期病院(療養)希望
転職を考えた理由
慢性期の長期療養型病院で准看護師として6年間勤務してきましたが昇給が30歳以降は伸び率がかなり少なくてこれ以上収入が増えないことが分かったからです。
准看護師でも入職1年目から二交代夜勤4回入って年収400万円以上だったのでスタート給与はかなり高給料の慢性期病院でした。
20代のうちは昇給幅も大きく6年間勤めて30歳目前で年収480万円くらいまで上がりました。もともと夜勤手当が高く1回2万円近く出ていました。
基本給の伸び、それに伴って賞与額の伸びが大きく、准看護師でも高い年収でした。ただ30歳以降は昇給の伸びがほぼ無いため今以上の年収を望むことは難しい状況となってしまいました。
ほぼ寝たきり看護の療養経験しかないので、療養病棟で今以上の年収を確保でき、せめて50歳〜55歳まで昇給がある病院を希望して転職活動を始めました。
■私の経歴
地元愛知で看護助手のアルバイトをしていた療養型病院にいるときに全日制の准看護師養成学校に通学し、その間は夜勤助手のバイトをしていました。
無事准看護師免許を取得し、それと同時に東京へ出て給料が高い慢性期の療養病院に入職しました。准看護師としての病院経験は1つのみで、ほぼ寝たきりの重症度が高い療養病棟の経験しかありません。
6年間勤務した中で私が心掛けた看護は、寝たきりで頼れる家族もいない患者さんの気持ちをくみ取って、家族のように接する看護です。
頻繁に家族がお見舞いに来る患者もいれば、月に1回入院費を納めに病院に来るだけの患者もいました。寝たきりで意思表示ができない患者は、家族も来なければ本当に一人きりになってしまいます。
そんな患者の気持ちや意思を感じ取って、家族のように接してあげたいという気持ちで看護をしてきました。
■今回の転職活動について
准看護師という資格で、療養経験のみ、30歳となると転職の選択肢はほぼ無くて、同じ療養病棟への転職か、介護系しかありませんでした。
今の病院は高給料なので選択肢は療養病院か回復リハ病院か一部の高給料な法人の介護施設でした。
精神科病院で給料が高いところもありましたが、寝たきり患者の看護経験なので患者とのコミュニケーションに自信が無く精神科は除外しました。
回復期リハビリテーション病院は治療行為に携わったことがある看護師じゃないと業務内容的に難しいだろうと思い、高給料の介護施設も胃ろうなどの医療処置があるため自分の経験では難しく、療養に絞ることにしました。
准看護師で年収400万円台後半もらえるところは数病院しかなく、都内の療養病院に決めました。患者の質も同じで重症度が高くほぼ寝たきり、そのため病棟はとても静かで今までいた病院とすごく似た環境です。
希望通り昇給は50歳まであり、夜勤回数も希望を出せば二交代夜勤で5回〜8回程度入ることが可能で、准看護師でも年収550万円+昇給分がもらえそうです。最低限の二交代夜勤4回でも400万円台後半の年収なので、希望が叶いました。
■看護師求人サイトに登録
今回の転職に際して、私は年収のハードルが高いということを認識していたので、看護師求人サイトに4つ登録して、希望に合う病院がどれだけあるか情報を徹底的に集めました。
紹介してもらった病院の一つに、今回の療養病院があり紹介会社を通じて面接のセッティングをしてもらい、面接、入職という流れになりました。
転職の勤務条件
- 慢性期病院(療養)
- 年収400万円台後半希望どおり
- 50歳台まで昇給あり
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