[参考]平成23年までの診療報酬と入院基本料
診療報酬って?
診療報酬とは、病院やクリニックなど医療機関がおこなった医療サービスに、対価として支払われる報酬のことです。
現在日本の医療制度は、全国民が医療保険の対象となり日本国民は医療機関で受診をする際、医療費の一部(3割など)を負担し、残り(7割など)は医療保険の基金から支払われています。
診療報酬は医療行為(診察や治療)ごとに定められている点数に基づき算出されます。
病院や医療機関は、医療行為の点数を合計して、1点=10円で計算した金額を患者と診療報酬から受取ります。
診療報酬は、医療行為や治療(検査や投薬など)の数が増えると報酬も増える「出来高払い」が中心ですが、不要な医療行為による医療費の無駄を減らすために、慢性疾患(とくに高齢者)などには医療行為の内容にかかわらず一定の報酬を支払う「包括払い(定額制)」が導入されています。
診療報酬の点数表について
※平成23年時点大まかに説明すると、基本診療料と特掲診療料を合計したものが診療報酬の点数です。基本診療料は外来と入院があります。
基本診療料
外来=初診料加算+再診料、外来診療料
入院=入院時基本料(入院時基本料加算・減算)+特定入院料(入院時基本料の加算の一部・減算)
+(プラス)
特掲診療料
指導管理料、在宅医療、検査、画像診断、投薬、注射、リハビリテーション、精神科専門療法、処置、手術、麻酔、放射線治療、および薬材料、特定保健材料料、注射薬剤料
近年、医療費が膨れ上がり特に問題になっている原因は、入院基本料の部分です。
外来は患者が来院したときに医療費がかかりますが、入院は入院中ずっと医療費がかかり、また費用も大きくなります。
入院料算定の仕組み
※平成23年時点入院基本料、特定入院料+入院基本料等加算が診療報酬の点数となります。
入院基本料
- 一般病棟入院基本料
- 療養病棟入院基本料
- 結核病棟入院基本料
- 精神病棟入院基本料
- 特定機能病院入院基本料
- 専門病院入院基本料
- 障害者施設入院基本料
- 有床診療所対象の有床診
- 療所入院基本料、有床診
- 療所療養病棟入院基本料
特定入院料
- 救急救命入院料
- 特定集中治療室管理料
- 脳卒中ケアユニット
- 新生児特定集中治療室管理料
- 回復期リハビリテーション病棟入院料 など
+(プラス)
入院基本料等加算
- 入院時医学管理加算
- 地域医療支援病院入院診療加算
- 臨床研究病院入院診療加算
一般病棟の入院基本料
※平成23年時点入院日数 |
基本点数 |
14日まで |
15日〜30日 |
31日〜89日 |
90日以降(特定患者) |
---|---|---|---|---|---|
7対1 |
1,555点 |
2,005点 |
1,747点 |
1,555点 |
928点 |
10対1 |
1,300点 |
1,750点 |
1,492点 |
1,300点 |
928点 |
13対1 |
1,092点 |
1,542点 |
1,284点 |
1,092点 |
928点 |
15対1 |
934点 |
1,384点 |
1,146点 |
934点 |
928点 |
7対1看護配置と10対1看護配置では、医療行為が同じでも、100床当たり年間約1億円の診療報酬が増える計算となります。
各種病棟の看護配置基準について
※平成23年時点一般病棟
看護配置 | 正看比率 | 平均在院日数 | 区分 |
---|---|---|---|
7対1 | 70%以上 | 19日以内 | 急性期病棟 |
10対1 | 70%以上 | 21日以内 | 急性期病棟 |
13対1 | 70%以上 | 24日以内 | 亜急性期病棟 |
15対1 | 40%以上 | 60日以内 | 亜急性期病棟 |
※2014年4月から亜急性期病棟は廃止、地域包括ケア病棟が新設されます。
回復期リハビリテーション病棟
看護配置 | 正看比率 | 平均在院日数 | 区分 |
---|---|---|---|
15対1 | 40%以上 | 運動器:90日以内呼吸器:90日以内脳血管:180日以内 | 回復期病棟 |
療養病棟
看護配置 | 正看比率 | 平均在院日数 | 区分 |
---|---|---|---|
20:1 | 20%以上 | 期間の定めなし | 慢性期病棟 |
25:1 | 20%以上 | 期間の定めなし | 慢性期病棟 |
精神科病棟
10対1 | 70%以上 | 40日以内 | 精神救急病棟 |
13対1 | 70%以上 | 80日以内 | 精神救急病棟 |
15対1 | 40%以上 | 期間の定めなし | 精神一般病棟 |
18:1 | 40%以上 | 期間の定めなし | 精神一般病棟 |
20:1 | 20%以上 | 期間の定めなし | 精神一般病棟 |
診療報酬改定と訪問看護
訪問看護は診療報酬改定に伴う今後の医療において重要なテーマです。厚生労働省は2015年末までに、7対1病床を9万床削減したい考えであり、さらに診療報酬改定の中に、急性期治療後の受け皿として新設された「地域包括ケア病棟」や療養病棟などにも在宅復帰率の概念が導入されています。これにより、在宅医療に関わる...病院の看護師採用はどうなるの?
看護師採用と病院をとりまく診療報酬制度の改定は密接にかかわってきます。診療報酬改定により7対1病院の適用制度が厳しくなり7対1基準が維持できない病院が多く出てきます。10対1になれば看護師の人数が少なくてすむのですが、一定数の看護師が毎年離職している職種なので採用しないと、10対1になったときは人数...[参考]平成23年までの診療報酬と入院基本料
診療報酬って?診療報酬とは、病院やクリニックなど医療機関がおこなった医療サービスに、対価として支払われる報酬のことです。現在日本の医療制度は、全国民が医療保険の対象となり日本国民は医療機関で受診をする際、医療費の一部(3割など)を負担し、残り(7割など)は医療保険の基金から支払われています。診療報酬...カンタン1分登録で好条件の非公開求人をGET!希望条件や時期が決まってなくてもOK。専任コンサルタント親切丁寧に相談に乗ってくれます。複数サイトに登録することでより多くの求人と出会えます。 内部事情に詳しい専任コンサルタントの志望動機。退職理由・履歴書の書き方・病院別面接対策レクチャーで転職成功間違いなし。一人で転職活動するよりも強い味方♪
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