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訪問入浴の看護師求人に興味があるナースのために、訪問入浴とお仕事内容について説明します。

募集や求人はとても多く、派遣や単発で訪問入浴のお仕事したことがあるナースも多いようです。

訪問入浴の仕事内容

訪問入浴は利用者（契約者）の自宅へ車で行き、利用者の自宅で入浴のお手伝いをします。

利用者は寝たきりの高齢者で、家族では入浴させられないため訪問入浴の企業と契約し、訪問入浴に来てもらうのです。

移動は車で、3人1組となって利用者宅へ訪問します。ワゴン車に浴槽を積んで3人で移動します。車に積まれている浴槽を利用者の家の中に浴槽を持ち込み、利用者を入浴させます。

ドライバー、看護師、介護士（ヘルパーや助手）が3人1組となります。利用者宅へ到着すると、看護師は利用者のバイタルチェックをします。

その間に、ドライバーと介護士が浴槽を車から下して、入浴のために浴槽の準備をします。

浴槽を置く場所は家の事情にもよるので様々ですが、寝たきりの利用者をなるべく移動させないために、利用者の部屋まで運び入れるのが一般的です。

お湯は利用者宅のものを使い、入浴後の排水も利用者宅にします。

看護師のバイタルチェックが済み、入浴準備も整ったら、看護師は着衣を脱がせてあげて、ドライバーと介護士が利用者を入浴させます。この時、看護師は入浴の手伝いをすることもあります。

部屋の中で入浴させるため、非常に狭い環境で利用者を移動させることになります。

看護師は原則入浴の力仕事をすることはないのですが、入浴させづらい部屋の配置だったりする場合、何かしらの入浴手伝いをすることになります。

入浴後は再度看護師がバイタルチェックをして衣服を着せてあげて、その間にドライバーと介護士が浴槽を片付けて訪問入浴が完了します。

多いときで8件、少なくても5件が目安です。午前は2〜3件、午後3〜5件が目安となっています。

前日までにどの利用者宅を回るかはっきりしているのですが、当日になって利用者の体調が悪く、キャンセルになることも頻繁に発生します。

朝、事務所を出発したらそのまま外で昼食を取るケースもあれば、昼に一度事務所に戻ってきて昼食後、午後の訪問入浴に行くケースもあります。

いずれも丸一日、ドライバーと介護士と3人でいるので、コミュニケーションも大事です。

病棟看護師でも同じことが言えますが、体位変換など介護的な力仕事で、腰痛になってしまう看護師がいます。

訪問入浴では看護師が力仕事をすることはほぼ無いのですが、先ほど説明したように手伝うことはあるため、その頻度やどの程度の力仕事を手伝うかによっても腰への負担が変わります。

事前に個々の利用者状況と、現場での力仕事の発生状況を確認することが大事です。

原則として、どの訪問入浴事業者も固定のメンバーで運営をしようと考えています。

理由は利用者側にとっても、いつも来てくれる人の方が安心だからです。そしてドライバー、看護師、介護士も同じ方がお互いやりやすいからです。

しかしながら、スタッフの急な休みやシフト組で常に同じというわけにもいきません。

一日ずっと一緒に行動するので気の合う仲間と業務をしたいものですが、時には新しいメンバーと訪問入浴に行くこともあるでしょう。

訪問入浴の看護師は常勤で働くというよりも、派遣や単発などで働く方が多いようです。そのため1日あたり給料がいくら（日給）、という考え方で説明します。

看護師給料は、東京エリアで1日あたり13,000円〜14000円前後が多いです。8時間勤務ですので、時給換算で1,700〜1,750円です。

※残業代が出るか出ないかを確認しましょう。日給で勤務する場合は、残業代が出ない場合があります。この場合は、道路事情によって事務所へ戻る時間が遅くなるケースがあっても、残業代が出ません。

逆に急なキャンセルで訪問が減った場合は定時までやることが無くても日給が支給されます。

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