看護師が不妊治療と仕事を両立する求人探し3つのコツ

仕事探しをしている妊活中看護師は結構多い！？

不妊治療をしながら妊活中の看護師は30代半ば〜30代後半が多く、妊娠・出産と子育てを考えたときに安全に初産ができるとされる現実的な年齢が中心となっています。

婚期が遅かったり、子どもが欲しくてもなかなかできなかったり、しばらくは仕事に注力して貯金を貯めていたなど、状況は様々です。

仕事が忙しくて子どもを作っている時間が無かっただけなら、子どもができてから退職・子育てというパターンですが、不妊症のために子どもができないとなると不妊治療が必要となります。

旦那と話をして絶対に子どもが欲しいとなると、看護師の仕事を辞めて専業主婦となって本格的な妊活を始めています。

生理や排卵日の検査が必要で、妊娠して赤ちゃんを授かるために根気のいる治療となります。

妊活＝不妊症の治療（不妊治療）を行うため、常勤勤務をしていると急な休みを取って通院しなければいけないタイミングで通院できなくなります。

不妊治療に専念するために専業主婦になるか、看護技術を落とさないために収入というよりも仕事をできる環境を求めて、非常勤パートや単発派遣で働いている看護師が多い理由はここにあります。

現実は、旦那の年収が非常に高ければ専業主婦でもよいのですが、不妊治療は高額で1回の通院費用が1万円以上かかりますし、人によっては何年も通院するため総額費用がとても高額になります。

今後の生活費や将来の学費などを考えると、働けるうちは働いて貯金をする選択をする夫婦が多く、仕事をしながら不妊治療をしている看護師がほとんどです。

赤ちゃんが欲しい、妊娠したい看護師が不妊治療をしながら看護のお仕事を見つけるために3つのコツをお伝えします。

１．妊活中看護師の求人の希望条件って？

他の看護師はみんなどんな希望条件でお仕事を探しているのでしょうか。

旦那の稼ぎがあるから当分の間は専業主婦でも生活費は大丈夫というパターンが多く、妊活中心の生活にしたいので日勤の非常勤パートで平日だけ働きたい希望となっています。

体力的に無理のない仕事を希望するので、外来やクリニック、健診の採血業務を志望する傾向にあります。

反対に介護施設や病棟は好まれず、妊活中の看護師は求人が選びにくくなっています。

介護施設が好まれない理由としては介護業務があると腰を痛めたり、たいてい忙しい急性期病院で働いていた看護師なので、介護の仕事はプライドが許さないからです。

病棟が好まれない理由としては、急な残業が発生したり自分一人だけ先に帰るのは気まずいからです。

また、不妊治療開始時は収入面で困っているわけではないですし、子育てが一段落したら職場復帰を考えたりもするので、医療処置や看護技術を落とさないためにも、みなさんクリニックや外来の採血業務を希望しています。

急性期の病院で勤務して子作りよりも仕事中心の結婚生活だったりするので、看護師スキルとしては非常に高く、クリニックや外来業務であれば簡単にこなせます。

２．妊活中の看護師求人探し方

不妊治療に専念できる勤務条件が絶対条件なので、生理が来たら仕事を休んで数日間〜1週間程度通院できるようシフトを柔軟に対応してくれる職場でなければいけません。

看護師数が少ないと自分が休めないとか、残業が無い職場とか色々な求人条件が出てきますが、常勤だと仕事は見つかりにくいでしょう。

探すとすれば非常勤・パート・アルバイトの求人で、週3日程度の日数、土日祝休み、日勤のみでしょう。

週3日も働くと旦那の扶養範囲は外れますが、求人側の懸念点として出るのが週1日〜2日の勤務だとなかなか仕事を覚えられないということです。

週3日程度働けるのであれば、看護師複数名の体制の職場なら急な休みにも対応してくれる可能性があります。

看護師1名体制ではないクリニックであればシフトに柔軟に対応することもできるので、看護師複数名体制のクリニック求人を探すのが一番希望に合うでしょう。

求人の探し方は、ハローワークで求人を調べる・近所のクリニックに募集の貼り紙が出ていないか直接見に行く・看護師求人サイトに登録して求人を紹介してもらう、の3つの方法があります。

自分のワガママな希望に合致する求人を見つけている看護師は、必ず看護師求人サイトを利用しています。

看護師求人サイトは一般に公開されていない非公開求人が、サイトに登録した看護師にだけ紹介しています。

ハローワーク求人や直接クリニックに募集の貼り紙を調べることは、看護師みんなが実施しています。

看護師求人サイトは登録した順に求人案内してもらえるので、非常勤求人に強い看護師求人サイトへ早く登録をした方が有利です。

３．妊活と両立なら看護師派遣という選択肢もあります

看護師派遣は期間を決めて非常勤のように週3日程度働く方法もあれば、単発派遣で自分が決めたときだけ働く方法もあります。

妊活中なら単発派遣の方が収入は安定しないけど、不妊治療に専念ができる働き方です。

単発派遣は一度勤務予定を入れたらキャンセルはできませんので、不妊治療の通院になりそうな期間を除いて、月数回の単発勤務を入れるのが良いでしょう。

単発派遣は看護師が希望する健診、採血業務のお仕事が一日単位であるのも特徴の一つです。

健診や採血業務の方が単純作業を繰り返すだけなので、月に数回の勤務でも難しいことはなくすぐ慣れるので看護師に人気です。

その他、一日単位ならイベントナースも看護師に人気のお仕事ですし、訪問入浴やデイサービスのお仕事も単発派遣で扱っているので、採血が苦手な看護師で介護施設に興味がある看護師でも単発のお仕事が見つかります。

単発派遣は看護師派遣会社が取り扱っていて、単発派遣で働きたいなら派遣就業なので派遣会社への登録が必須となります。

自分一人でお仕事を探していても見つかりません。看護師求人を専門に取り扱っている看護師求人サイトや看護師派遣サイトを有効活用しましょう。

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